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暮らしと居合と食べ歩き

’17.4.5から旭川で暮らしています。 食べ歩きをはじめとした暮らしのこと、あとは居合の稽古のことなんかを書いています。

cantine SEL(札幌市中央区) 

前回の記事でちょっと触れた、その土曜日の夜のことを。
狸小路5丁目にあるカンティーヌ・セルへ行ってきました。
この店、記事にするのは初めてなものの今回で3回目なのですが、最初はどこか軽く飲むのに良い店はないだろうかと大通り~すすきのを歩き回っていてなんとなく目に入った店です。
と、言ってもビルの3階に入っている地味な店で目立つ看板などがある訳でもなく、本当にたまたま目に付いてピンと来て入ったら思いの外好い店で再訪し、3回目の今回は予約して二人で行った次第です。

店主が一人でやっている、カウンター6席とテーブル12席の小さな店でジャンルとしてはビストロになるのかな?
メニューの食材は肉、魚、野菜、チーズも道産のものが主体で、料理もワインも結構リーズナブルだったりします。

さて、この日予約したのはメニューの中に予約限定の食材があって、それが目当てだからです。
その食材は北海道産ウサギ。
1羽仕入れてもらって料理は1品だけの注文でも良いのですが、折角なのでこれをお任せで3種類の料理にしてもらいました。

ワインはグラスやボトルもありますが、グラス3杯、5杯、8杯から選べるおまかせワインsetもあって今回はそれを。
おまかせワインset 5glass(2,950円)にしました。
最初は泡。

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銘柄は聞きませんでしたが、辛口の泡でどちらかというと黒ブドウ系の味かな?と思いました。
なかなか美味しいスパークリングです。


それでは料理。

まずはお通し(550円)。
初鰹のタタキとギョウジャニンニクの酢漬け、マスタードマヨネーズ添え。

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この店、3度目になりますが、毎回お通しの質が高く、前菜の一皿として十分なクオリティのものです。
初鰹のタタキとギョウジャニンニクにマスタードマヨネーズとオリーブオイル、それにディルが飾られています。
鰹の火加減がとても良く、ギョウジャニンニクは独特の風味は程よく抑えられながらも適度な苦みとシャキッとした食感は残っていて上手に仕上げていると思います。


ここからはウサギですが、その前に次のワイン。
白でモルドバ共和国のもの。

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セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨンとのこと。
カベルネ・ソーヴィニヨン・・・ん、赤ワインじゃなくて?って感じですが白もあるんだな、と。
果皮を取り除いて果汁のみを使って白ワインにしているようですが、かなり珍しいものかと思います。
重たく力強いイメージのカベルネ・ソーヴィニヨンですが、そんなに重たくはなく、フレッシュな印象で鶏とか白身魚に合いそうです。


料理に戻って、ウサギ(時価)です。
一皿目は背肉のローストと熊本産セミノール。

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ウサギは鶏と豚の中間のようなイメージで、ちょっと鮪なんかの魚っぽさも感じられる、クセはなく淡泊な味わいの肉です。
塩のみのシンプルな味付けですが火加減が絶妙で、肉の美味しさを上手に引き出していると思います。
添えられているのはウサギだけに人参、これはクミンの風味になっています。
それにラディッシュ、ミニトマト、千切りの野菜は赤キャベツとレッドロメインレタスです。
それとセミノール。柑橘類のフルーツで、私も初めて食べるものです。
なかなか濃厚なオレンジで、結構美味しいのと肉と一緒に食べても好い感じです。


3杯目のワイン。
南仏のロゼです。

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詳しい産地なんかは聞いていません。
白ワインもですが、これもウサギに合う味で、お任せだけあってなかなか好いチョイスです。


2皿目は前脚のフリカッセ。

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こちらはかなり鶏肉に近い味わい、人参とさやえんどうが一緒に煮込まれていて、ピンクペッパーがアクセントになっています。
クリームは濃いめで塩気が強いように思いますが、淡泊な肉と一緒に食べると丁度良いくらいかと。


クリームが残って勿体ないなと思っていたらちょうどパンが。

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小樽の人気店、エグ・ヴィヴ のパンで雑穀が入ったものになります。
とても香ばしく焼かれたパンで、ソースを拭うよりは単体で食べる方が向いているかもです。


ワイン4杯目はカリフォルニアの赤。

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これも詳しくは聞いていませんが綺麗な赤で、次のメイン料理に合わせたミディアムながらしっかりした美味しさがあります。


ウサギの3皿目は後脚のロースト。

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これのみ2人前が一皿になっています。
こちらも肉の芯がほんのりピンクと火加減が絶妙で、塩加減も丁度良い味になっています。
他のものもそうですが火加減と塩加減が上手だな、と。
後ろ脚も見た目どおりですが食感、味ともに鶏肉に近いかなと思います。
添えられた焼き野菜はズッキーニと青梗菜、ゴボウ、長芋、蕪、そして朝採りのアスパラ。
それとソース代わりとしてセミドライトマトのペーストとオリーブのペーストです。
特にアスパラは当初予定に入っていなかったものの、途中で来たアスパラ農家をやっている常連客が持ってきてくれたものを分けてくれました。
どれも申し分のない味でしたが、アスパラは朝採ったばかりの新鮮なもので流石の美味しさでした。


最後、5杯目のワイン。
チリのもので、ボデガ・シエン・イ・セロ・カベルネ・ソーヴィニヨン。

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俗に言うチリカベです。
カベルネ・ソーヴィニヨンの中では比較的軽めでバランスの良い味でしょうか。
料理、ワインともに以上となります。
会計はトータルで17,000円。ワインとお通しを差し引くとウサギで1万円、一人5千円になります。
3品でこの内容と美味しさ、ポーションもあってこの値段だと良心的なのではと思います。
値段もですが何より美味しくて量もあるのが好印象です。


店はこんな感じ。

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この日は先客でいた夫婦の他、あとから女性グループと合コン?の男女グループが来ましたが、夫婦客もですがどちらのグループの中にも顔馴染らしい客がいて、常連客が多い店のようです。
また、店主は各地の農家の他、道内各地のチーズやワインの生産者とも親交があるようで、それらの客も多いようです。
ただ、その手に店に多い私のような新規客に対して素っ気なくするようなこともなく、そこはかなり人柄の良い店主だからかと。

ワイン、料理、接客ともに満足度は高いと思います。
今回は予約限定の特別メニューをいただきましたが、次また再訪したら通常のメニューを頼んでそれらを記事にするつもりです。
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2018/05/30 Wed. 01:00 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

ウサギって・・・
あのウサギですか。
函館で食べられる店は聞いたことがありません。
海外ではメジャーなのかも知れませんが
日本では白鳥と同じぐらい、意見が分かれるところですね。
本当においしいのであれば、スーパーでも売ると思うので
ジビエ的な扱いなのでしょうね。
でも、17,000円は高いな。

kome #- | URL | 2018/05/31 20:42 * edit *

Re: タイトルなし

>>komeさん

あの兎です。
海外ではそこそこメジャーな食材です。
なかなか美味しいと思いますが、コスパが悪いんじゃないでしょうかね。
ワインとお通しを差し引くと、兎は3品の料理×2人前で1万円なのでそこまでは高くはないかと思いますよ。
それよりも白鳥こそ食べたことないですw

iceicelc #- | URL | 2018/05/31 21:00 * edit *

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