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暮らしと居合と食べ歩き

’17.4.5から旭川で暮らしています。 食べ歩きをはじめとした暮らしのこと、あとは居合の稽古のことなんかを書いています。

méli mélo(札幌市中央区) 

12月の食べ歩きネタがいくつかあるので紹介します。

まずは札幌でのこと。
出張で札幌へ行った際、ランチはどこかフレンチにしようと思ってそこそこの有名店に予約の電話をしたのですが、ラストオーダーの1時間前に行くつもりだけれど雪のせいでもしかしたらちょっとだけ遅れるかもしれない旨伝えたところ、来てほしくないような態度で感じの悪い対応です。
実際には遅れることはないだろうけれど念のためと思って伝えたのですが、もうラストオーダーまでには来られないんでしょ、やめておいたら?って態度のため、歓迎されない店にわざわざ行くことはないと思い「すいませんそれなら結構です」とやめました。
私が好きなレストラン評論家の言葉で「性格の悪い料理人の店にうまいものなし」というのがありますが、まさにそんな感じかなとその言葉を思い出してしまいました。

そんな訳で店が決まらないまま札幌に到着し(予定の時間どおりに着きました)、暫く歩き回った後で大通り周辺のフレンチを検索していて見つけたのが今回のメリメロです。
ここは電話したところ、とても感じの良い対応で(それが普通ですが)、これから行きますとこの店にすることに。

前置きが長くなりましたが今回のメリメロ、南3西3のメッセビルの2階に入っています。
このビルはかなり昔ですがカフェコムサが入っていたことがあり、中に入ったのはそれ以来かもしれません。
店内は2人掛けのテーブルが3と4人掛けのテーブルが1で広くはないけれどお洒落なカフェっぽい雰囲気です。
2組ほど客がいましたがどちらも常連客のようでした。

ランチは3千円と5千円のコースの2種で今回は3千円のコースを選択。
Menu Déjeuner(3,240円)です。

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その前にまずはグラスでシャンパーニュを注文。
シャピュイカルトノワールトラディションNV(1,296円)。

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グラスが歪な形に見えますが、写真のせいではなくて実際こんな形です。
名前は忘れてしまいましたが作家ものとのこと。他の食器やカトラリーなんかも結構凝っているのが好印象です。
シャンパーニュは抜栓して時間が経っているからなのかもしれませんが、風味としてはシャンパーニュよりはちょっとカヴァっぽい感じ?が。
ただ、シャンパーニュらしい味わいも感じられました。

では料理を。

真だちのフラン。

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これも好い感じの器で、料理も綺麗です。
表面の緑色はホウレンソウに根セロリ、トマトで、それに真だちと百合根のオーブン焼きとのこと。
中のフランは生クリーム、牛乳、昆布出汁を使っているとのことで、フレンチですが和風な一皿です。
フランはちょっと塩が弱めかなって気もしますが、真だちと百合根がとても美味しかったです。


パンとバター。

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パンは自家製で道産のはるゆたかで作ったものとのこと。
結構しっかりと焼かれていて香ばしく仕上がっています。
バターは生姜と焦がしたタマネギが入っていて、これはちょっと珍しくてなかなか好かったと思います。


ここでグラスの白ワインを注文。
シャトーラ クロワ ドゥ ロッシュ2015(1,296円)。

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ワイン名は区切るところが違っているような気がするものの、先ほどのシャンパーニュもですがメニューどおりに書いています。
こちらはボルドーの白ワインで、セパージュはソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリ、セミヨンの3種類。
丁度抜栓してくれたのはラッキーでした。
フレッシュだけれど味わいはしっかりしていて強い印象です。


カスベと金柑のサラダ。

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これも皿を含めて綺麗な見た目のものです。
道産ハーブの他、最近話題のパクチーも使われています。
ホワイトアスパラのように見えるのがカスベで、底にあるのはビーツ。
ソースはビーツとフロマージュブランです。
絶妙な火加減でクセもなくとても美味しく、ビーツとの相性も良いなと思います。
金柑はフレッシュのものとコンポートのものが使われていて結構凝ったもので、これがまた面白いというか美味しいな、と。
紫色の散らされているスパイスはゆかりのように見えますが、トルコ料理になんかにも使われるスマックで、この風味もうまく合っています。


ホタテ、白福豆、蕪のブイヤベース仕立て。

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魚の出汁が濃厚で鍋みたいな味わいです。
ホタテが絶妙なミディアムレアなのと、野菜も柔らかすぎずに食感が残っているのが見事です。
使われている野菜はポロネギとプチベールで、あとはベーコンも使われていて好いアクセントになっています。


次はメインの肉なのでグラスの赤ワインを。
ブルゴーニュルージュ2014(1,296円)。

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エチケットにも書かれていますがピノ・ノワールのもの。
らしい味が出ていてなかなか美味しいと思いました。


豚コメカミのロースト。

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コメカミのローストにゴボウとセリ、ソースは赤ワインソースで、その他無花果のソースと炭の塩が添えられています。
全体的にどの皿もですが、これも絶妙な火加減が見事です。
コメカミはヒレ肉のような感じですが脂の味も感じられます。
これ、とんかつにしても佳いんじゃないかって感じの美味しさです。
無花果のソースや塩も肉と合っていて、3種類の味を楽しむことができるのが好く、ワインにも合います。


デセールでミルクのアイス、マロンのムース。

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オフホワイトの皿が好いなと思います。
コースに使われた皿はどれも有田焼とのこと。最近の有田はこんなお洒落なものを作っているようです。
プレーンな感じのミルクのアイスクリームに対してマロンのムースはチョコレート、キャラメルナッツ、コリアンダーも使われているとのこと。
載っている赤いのは洋梨に木苺のソース、それにチョコレートのチュイルとメレンゲを砕いたものが降られています。
複雑なイメージですが全体として上手くまとまっていてこれも美味しかっな、と。


食後は紅茶を選択。それとプティフールが付きます。

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菓子は林檎のケーキともう一つはホワイトチョコにきなこと醤油とのこと。
一口サイズながらも凝ったものでこれも好印象でした。

以上で、ワインを3杯飲んだので7千円くらいの贅沢なランチになりましたが、料理は3千円でこの内容はかなりのコスパじゃないかと思います。
ミニコースとのことでしたが、量も内容も十分に満足なものでした。
どちらかと言うとクラシックなフレンチが好みではありますが、和食やエスニックを取り入れた創作的な要素も美味しい方向に作用していて好印象でした。
また、料理の説明も丁寧で接客も良く、そのあたりも好印象でした。

食後にシェフとちょっと話しましたが、函館のロワゾー・パー・マツナガを知っていて、付き合いがあるとのことでした。
そう言えば料理の雰囲気もなんとなく似ているかもしれません。


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札幌はフレンチの店が多くて行きたい店も沢山ありますが、ここは機会があれば再訪したいと思っています。
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2017/01/09 Mon. 03:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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