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暮らしと居合と食べ歩き

’17.4.5から旭川で暮らしています。 食べ歩きをはじめとした暮らしのこと、あとは居合の稽古のことなんかを書いています。

Madame Toki(東京都渋谷区鉢山町) 

昨日紹介したベル・エキップ~マダム・トキへ友人と二人でディナーに行きました。
フレンチはとても好きなのでこれまでにいくつか行きましたが、今回はマノワール・ディノ以来の久々のグランメゾン。
東京へ行ったらどこか一軒は行こうと思って函館にいる頃に予約しておきました。

ベル・エキップな外観の門を抜けて店内へ。
王様のレストランのテーマ曲が頭に浮かびます。

ディナーのメニューはA、B、Cの3つのコースがあって、今回はメニューの内容が魅力的だったBを選択。
Menu B(13,000円)。なお、サービス料10%が別途かかります。

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定番ですがまずはアペリティフとしてグラスのシャンパーニュを。
ゾエミ ド スーザ ブリュット デジラブル ミレジム グランクリュ ブラン ド ブランの2003年(2,500円)です。

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本数限定とのことで、ヴィンテージのシャンパーニュを選んでみました。
ブランドブランらしく柔らかい泡立ちに濃厚で重たい味もヴィンテージらしい美味しさです。

それでは料理をメニューどおりに紹介します。

・アミューズブッシュ

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ホタテのブランマンジェにコンソメのジュレ、それにドライトマトとハーブはアネットとのこと。
最初から綺麗な見た目ですが、コンソメとブランマンジェのバランスが良くて、トマトが好いアクセントになっています。


パンとバター、それとグリーンオリーブのマリネ。

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パンはブリオッシュやフォカッチャ等数種類から選べてお代わりができます。
最初は私も連れもバゲットを選択。
全粒粉を使っているのか、茶色くて香ばしいものでした。
専門店に注文して納入されたものを店で焼いているとのことです。

バターは有塩のカルピスバターにバニラエッセンスと塩を少々加えて毎朝練って形に詰めているとのこと。
大きな塊から切り出してくれるパフォーマンス?が好い感じです。
このバター、滑らかでバニラの風味があるからかアイスクリームのような味わいでとても美味しいものでした。

オリーブのマリネはスパイスにエルブ・ド・プロヴァンスを使っているとのこと。
シャンパーニュのおつまみに好いなと思えるものでした。


ここでワインをボトルで。
今回のメニュー構成だと白をボトルにしてメインの肉のときにグラスの赤がいいかなと思い、まずは白ワインをボトルで。
シャサーニュ モンラッシェ グランド リュショット プルミエクリュの2007年(13,000円)。

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作り手はフェルナン&ローランピヨ。
シャサーニュモンラッシェは好みなのと値段も手ごろなため結構頼むことが多いものです。
これも果実味とミネラルっぽさが美味しく、料理にもピッタリでした。


・季節のプティオードブル

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赤、緑、黄の綺麗な彩りの前菜です。
まずは赤。
茄子の上に軽く炙った秋鮭のマリネ、それにラディッシュが載せられています。

緑色のはレフォールのエスプーマ。
簡単に言うと山わさびのムースでしょうか。
それをこれもわさびの葉かな?でくるんだものです。
緑のソースはパセリです。

黄色いのは柿のクルスティアン。
それを柿のコンポートに挿しています。

それぞれ美味しいのもありますが、弾力があったり柔らかかったりカリッとしていたりと食感の変化が楽しめる一皿かと。


・オーガニック蕪のブランマンジェ 色鮮やかなその葉のムースリーヌ

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蕪のブランマンジェに上部の緑は蕪の葉のエスプーマ、それに蕪のヴルーテソースとビジュアルもですが味も蕪尽くしなものです。
かなり蕪そのものな味なのですが、これがまたうまく調理されていて野菜の蕪ではなく、蕪の味わいが活かされたブランマンジェとなっています。
皿の縁に飾られているのはこれまた蕪のクルスティアンで、塩気のあるクリームでくっつけられています。


・佐島産赤座海老とフォアグラのラヴィオリ グレープフルーツと“ソーテルヌ”の軽いソースで

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もちっとして具沢山のラヴィオリで、赤座海老とフォアグラの他、海老とフォアグラ、栗、キャベツ、パセリをすり身にしたものも入っています。
ソースはグレープフルーツに甘口のワイン、それとフロマージュブランが使われていて、しっかりした味わいながらさっぱりとしたものになっています。
それと上に飾られた紫蘇の花とペッパーが見た目だけではなく、味も好いアクセントになっています。


・ひげ鱈のムニエル 香ばしいヤリイカのガレットとセップ茸のサバイヨン

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ひげ鱈は皮を焼いてからオーブンに入れたもので皮がかなりパリッとしているけれど身はジューシーで柔らかく、流石の火加減です。
ヤリイカに添えられているのは蕪の葉で、今回は蕪がよく登場する印象です。
これも香ばしく仕上がっていました。
茸はセップ茸の他にジロール茸が使われていて、クリーミーなサバイヨンソース、魚介の料理と好い感じに合っていました。


ここでパンをお代わり。
今度は全粒粉の丸パンです。

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シンプルなパンですが、それだけに料理には丁度良いと思います。


それから次は肉なので赤ワインをグラスで。
クロ・デュ・ジョゲイロン ヌ・マルゴーの2012年(2,100)円。

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柔らかくて果実味の美味しいボルドーワインです。


・蝦夷鹿のロティ 佐渡産黒イチジクと赤ワイン風味のジュ “サルミ”のスタイル

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クラシックなフレンチで、鹿のロティとイチジクというのを見てこのコースを選んだくらいに期待していたものです。
鹿のロティは程よいミディアムで上に載せられたレバーのムースと胡桃がこれまた美味しく、期待どおりのものです。
赤ワインのソースとイチジクも鹿に合っていて、かなり気に入った一皿でした。


今度はガス入りの水を。
シャテルドン(800円)です。

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一時期、水が800円って話題になったことがありましたが、レストランだと大体この値段が定番ですよね。
初めて飲みましたが美味しい炭酸水でした。


・季節のプティデセール

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秋らしく栗をテーマにしたもので、アフォガートにマロンのクリームと、横に添えられているのはマロンのクリームにムラングと無糖のシャンティ、それに栗の渋皮煮です。
バニラアイスはかなり贅沢にバニラが使われていて、ジャリッとするくらいでした。
マロンのクリームはどちらも程良い甘さで他の素材とのバランスが良く、シンプルながら完成度の高さが感じられるデセールでした。


・マダム・トキ ワゴンデセール

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種類に制限がなくて好きなだけ食べてよく、そこそこ満腹ではあったのですがかなりの種類があって、どれも美味しそうだったので、私も連れも全種類をちょっとずついただきました。


ワゴン上はこんな感じで続々運ばれてきます。

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パティスリーを併設しているだけあって、どれもレベルの高いデセールです。
特に気に入ったのは昔風なプリンとタルトタタン、クラフティ、イチジクのタルトでしょうか。
かなり見応え&食べ応えのあるものです。


・コーヒー又は紅茶、ハーブティー

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紅茶を選択しました。
鉄瓶に入っているのがなかなか好いなと。


・プティフール

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4種あって、キャラメル2種にドラジェ、ミント味のギモーヴです。
これらもレベルが高く、特にドラジェの完成度とあとはギモーヴのミントの具合が丁度良い強さで美味しかったなと思います。

コースは以上になります。
料理全般も良かったのですが、スタッフのサービスも良かったと思います。
特に説明は丁寧なのですがとても早口な方や、最初から最後まで頑張ってユーモアのある話を振ってくれる方など、まさに王様のレストランにいそうなキャラクターのスタッフがいたのは面白かったな、と。

ただ、料理は全体的にレベルが高く美味しいと思いましたが、スペシャリテとしてこれ!ってものはなかったように思います。
勿論、不満な訳ではなく、味も量も最初から最後まで満足なものでしたが、心に強く残る一皿が欲しかったかなという感想です。
二人で5万4千円くらいになりましたが、ワインも思ったよりは高くはなく、料理の内容と特にデセールの充実度を考えるとコスパとしては良かったのではと思います。


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王道のフレンチレストランって感じで、予約して行って良かったなと思えるディナーになりました。
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2016/12/19 Mon. 07:00 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

高級な店って、こういう店のことを言うんですね。
一人3万円って、記念日じゃないと行けないな。
ブログを見ていて思ったのが
料理を楽しむのに、金額は関係ないってことかな。
私は最後のケーキバイキングだけで十分です。

kome #- | URL | 2016/12/20 22:34 * edit *

Re: タイトルなし

>>komeさん

ここのようなグランメゾンになるとジャケットや革靴が必要でサービス料もかかるので、まさに高級店ですね。
私も食事を楽しむのに金額は関係ないと思います。
今回のような高級フレンチも好きですが、KFCのチキンや定食屋なんかも好きですし、それぞれの楽しみ方があるかと。

iceicelc #- | URL | 2016/12/20 23:52 * edit *

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