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暮らしと居合と食べ歩き

’17.4.5から旭川で暮らしています。 食べ歩きをはじめとした暮らしのこと、あとは居合の稽古のことなんかを書いています。

L'oiseau par Matsunaga(函館市柏木町) 

2月上旬のこと。
前から気になっていた店の一つ、ロワゾー・パー・マツナガへ予約して二人でランチに行ってきました。

柏木町の住宅街にある一軒家のレストランで、わかりにくい程ではないけれど事前に地図を確認しないと迷うかもしれません。
店内はウェイティングバーこそないもののなかなか本格的な造りのレストランで、この日は早めに予約していたからか個室になっているスペースに通されました。

ランチはMenu plume(3,024円)、Menu mon favoir(3,780円)、Menu harmonie(5,184円)、Menu terroir(6,480円)の4つのコースがあり、今回は6千円のMenu terroirを。

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このコースはディナーのMenu terroirと同じ内容で、ディナーだと7,776円になるため昼に食べると結構お得です。
構成はアミューズブーシュ、前菜、魚料理、肉料理、アヴァンデセール、デセール、飲み物と小菓子となっています。

それとワインをどうしようとリストを見せてもらうとフランスワインのみでかなり充実しています。
マルゴーやペトリュス等の高級有名どころや、買えるような値段ではありませんがD.R.Cまで揃えています。
勿論お手軽な値段のものもちゃんと揃えているので安心です。

今回はボトルを注文ではなく、料理とワインのマリアージュというのを注文しました。
6千円~8千円で料理一皿ごとにソムリエが合わせてくれるグラスワインのセットです。

まずはアペリティフとしてグラスのシャンパーニュを。
クリスチャン・エティエンヌ ブリュット・キュヴェ・トラディション(1,512円)です。

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ピノ・ノワール主体のもので結構しっかりした味わいです。


ではここからは料理ですが、料理名はメニューどおりに表記します。
まずは「食前のお楽しみ」。

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胡桃とパルメザンチーズのクッキー、それとガレットに豚肉のリエットです。
どちらも一口サイズのもので味、食感ともに序盤からかなりの美味しさです。


もう一皿、「食前のお楽しみ」です。

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蕪のポタージュに王様しいたけと十勝マッシュのコロッケ。
蕪のポタージュは珍しいなと思いますが、蕪の風味がしっかりと出ていて美味しいと思います。
因みにこれだけじゃなくかなりの野菜のレパートリーがあるそうで、リピートした客に同じものが出ないようにしているとのこと。
コロッケは熱々で出てきます。下に敷かれた茸のソースも相まって椎茸の風味が強く出ています。


パンです。

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シェフ手作りのパンで、ゆめちからに全粒粉を配合したものとのこと。
かなり良い感じに焼き上がっていて、パン屋にも負けていないかと。
バターは有塩で、プレーンな味わいのものです。


「白子のポトフ」。

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彩りがとても綺麗なオードブルです。
函館のフレンチやイタリアンでは一口サイズの前菜盛り合わせが多い中、まとまった一皿での前菜は珍しいように思います。
盛り合わせはいろいろと楽しめて悪くはないのですが、まとまった一皿の前菜の方が私としては好みです。

コンソメジュレで仕立てていて、紫キャベツや蕪、牛蒡、ロマネスコ、パースニップなど様々な野菜で彩られているのと、あとは菊が見た目も味も良いアクセントになっています。
菊の風味なのか、コンソメがちょっとレモンのような香りになっていて、それが白子に合っていると思います。


これに合うワインとして、アルザス・ブランの2012年(864円)。

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作り手はマルセル・ダイス。
結構凄い作り手で、これまでアルザスでは単一品種の葡萄でしかワイン作られなかったものをテロワールを主体として複数のセパージュでワインを作り、その出来に法律まで変えさせたとのこと。
そんな話をワインの特徴と一緒にソムリエが話してくれます。
ワインのセレクトも知識も流石プロのソムリエです。

ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネールが主体で他にもいろいろと使われているようです。
しっかりとした味わいで、かなり美味しいなと思いました。


次はメインの魚料理で「海の恵み 函館、築地魚市場より」。

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道産の鱒を焦がしバター、バルサミコ酢で仕上げています。
緑色のソースは春菊のソースです。
それに春菊の他、百合根、ブロッコリー、カリフラワーが添えられています。
魚の臭みが全くなく、バターの香りと春菊のソースがうまく合っていて見事だなと。


これのワインで、ヴィレ・クレッセ・レピネの2010年(1,080円)。

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ブルゴーニュの白で、作り手はジャン・リケール。
シャルドネ単一のもので、とてもシャルドネらしい味です。


今度はメインの肉料理。
「国産のお肉」です。

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道産牛頬肉の赤ワイン煮になります。
フォークのみで切れるくらいにとても柔らかく煮込まれていて、赤ワインのソースも丁度良い濃さでとても美味しいと思います。
野菜はホワイトアスパラ、レッドムーン、蕪、芽キャベツなどですが、それぞれ焼いたり揚げたり蒸したりと調理法を変えていてかなり凝った一皿になっています。
野菜の火加減もとても良く、特にホワイトアスパラが絶妙に思いました。
このアスパラがソースのストッパーになっているのがまた見事だなと思います。


今度のワインはヴァケラス レ・オード・カステラの2010年(1,080円)。

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ローヌの赤で、セパージュはグルナッシュ、シラーなどがメインのようです。
同じワインですが連れと私とで違う形状のグラスでいただきました。
それぞれ香りが強く出るものと味わいが強く出るもので、同じワインでもグラスによって結構変わるものなんだというのがよくわかります。


ここで水を。ペリエ(756円)です。

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ガス入りの水が欲しくて注文しましたが、ちゃんと無料の水もあります。


「デザート前の一皿」。

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パンナ・コッタのココナッツソース、パッションフルーツのアイス添えです。
とても好みな組み合わせで、間違いのない味です。
写真では見えていませんが、バニラビーンズがたっぷりと使われています。
料理の後でさっぱりとするのが好いなと。


「季節のデザート」。

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バナナのケーキ仕立て、コーヒーアイス添えです。
1枚目の写真がボケてしまったのは大失敗ですが、全体の写真はそれしか撮らなかったのでそのまま使います恥
ケーキはココアのラングドシャにカスタードとキャラメルクリーム、バナナ、ガナッシュ、クッキー、バタークリームの構成。
それとカラメリゼしたバナナにコーヒータルト生地に載せられたコーヒーアイスの3種です。
チョコ、コーヒー、カラメルって感じの構成で、どれもバナナにとても合うと思います。
真ん中のカラメルソースがとても美味しかったのですが、秘伝のものとのことです。


デセールのワインはトリンバック ゲヴェルツトラミネール(864円)。

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F.E.トリンバック社が作るアルザスのものです。
いくつか選択肢があったのですが薔薇やライチのような香りがするとのことで、これを選びました。
確かにライチのような香りが強く、ちょっとライチ酒のような風味です。


それとディジェスティフにカルヴァドスを。
アドリアンカミュ プリヴィレッジ(1,620円)です。

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これも何種類か選択肢があったのですが、高いけれど美味しそうだったのでこれにしました。
18年以上熟成したものとのことです。


〆は「食後のひととき」。

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小菓子と飲み物で、まずは小菓子ですがバターケーキ、ガナッシュのタルト、ココナッツのメレンゲの3種類。
どれも一口サイズのものですが、もっと欲しいと思える美味しさでした。


飲み物はハーブティーを選択。

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そのままでも美味しいのですが、添えられた蜂蜜を加えるとまた好い感じになります。


連れは紅茶を。

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マルコポーロです。

以上になります。
今回はランチで一番高いコースにしてワインを食前のシャンパーニュ含めて6杯にペリエも頼んだため、ランチなのに二人で28,000円弱になってしまいましたが汗、もっと杯数の少ないワインペアリングもあるのでお酒がそんなに強くなかったり、値段を抑えたい場合にもいろいろ選択肢があります。


なによりも料理もワインも美味しく、また料理、ワインの説明も丁寧でかなり満足度の高い食事になりました。
この接客でサービス料がかからないのも魅力的かと思います。

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今度はもっと気軽なランチと、あとは是非ディナーで再訪するつもりでいます。
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2016/03/23 Wed. 01:00 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

えっ?ランチ・・・ですよね。
一人14,000円は、もはや1泊2日の旅行と同じです。
函館にも白金マダムが行きそうなお店があるんですね。
質の高さが感じられる内容の料理で
ただただ、うらやましい限りです。
宝くじが当たらないと行けないな・・・絶対。

kome #- | URL | 2016/03/24 22:37 * edit *

Re: タイトルなし

いや、確かにランチなんですけどね汗

料理自体は今回ランチで一番高いものにしたので6千円ですが、ワインがやり過ぎたなと苦笑
通常ならワイン1~2杯飲んで4千円ちょっとかと。
それなら居酒屋一回分くらいですし。

でも料理、ワイン、サービス共にかなり佳い店だと思います。

iceicelc #- | URL | 2016/03/24 23:01 * edit *

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